2021/02/18 17:41
はるちゃんは、20年前、咽頭がん4期の告知を受けました
15時間の手術で、あごの骨、舌を切り取り、リンパも大幅に郭清切除し
手術に邪魔になる筋肉も切り取る
後遺症は、嚥下障害、腕が上がらないなどが残り、
目や耳、声など五感の機能が失われる
可能性もあるという内容でした
42歳で、働き盛りだったはるちゃんには、
ショックな内容だった
その上、手術の次は放射線が待っている
「何か、他の手立てはないのか?」と
治療しないで、病院を退院してしまった
病院治療の覚悟が、できなかったとも言えるが
それは
※「3大療法を受けて治したいが、怖くて踏ん切りがつかない」
と言うものではなかった
あくまでも希望を探したかった
※の理由なら、自然療法を探っても、
3大療法と同じように、
踏ん切りがつかない日々を送っていたと思う
自宅で一人、どうやって治すか?紆余曲折するが
その後、自分の治し方を決め、徹底するようになる
その時やっと覚悟が決まった
「覚悟を決める」ということは、
「こうしたら、ああなるかもしれない」
「ああしたら、こうなるかもしれない」
という、様々な可能性を捨てると言うこと
治るために、自己責任で手段を決め、継続する
その他の可能性に、色目を使わないことなのだ
「死の覚悟」も必要になる
死と正面から向き合い、今まで見ないようにしていた
「死の輪郭」が見えてくると
得体の知れない恐怖は消えていく
いつか、必ず来る死を認めると
それまでの間「精一杯生きよう」と意欲が湧いてくる。
今日を生きているだけで、感謝を感じるようになる
・覚悟を決めると、手段も決まるのであまり悩まなくなり
精神状態は良くなる
・そして、決めたことを淡々と遂行すると、その方法を極
め、治すことに長けてくる
・一石二鳥である
はるちゃんにとって「覚悟」とはそういうメリットがあった
その上、悩んでない分、頭はすっきりして感が冴えてくる
はるちゃんが、いつも言っていることだが、
・「治し方は、探すのではなく作るもの」
その方が、探すよりずっと簡単だと、
自分の経験から思う