2021/02/22 17:40
セミナーや本の選び方について
少し気になっていることがあります
例えば、医師の言葉でも、真摯に臨床現場に向き合い
そこで得た経験則を話してくださる方の
ご講演などは、とても腑に落ちます
また、真剣に自分のがんと向き合って治してきた人の
真実の言葉も同様です
しかし中には、安易に
ひとの言葉を、あたかも自分の言葉のように引用して
セミナーを開いたり、本を書いたりする人がいます
そういう人は、さまざまな人の、耳触りの良い言葉だけを、
バラエティパックのように並べて
見栄えをよくしている
しかし
一言の言葉でも、経験から編み出した人たちの
ストーリーは別々だ、その別々の産地の言葉で、
表面だけ飾った本やセミナーを作っても
それを手本にして実践した人がいたら、
関連性がないことに気が付き、混乱するだけだと思う
そういう人は、
言葉に宿る(その言葉を体験から創った方の)
エネルギーの大切さを理解していないように思います
見栄えだけ良い言葉を
無理やりつなぎ合わせるために
結論がおかしくなったりする
しかし、それぞれの言葉を引用するときは、
「△△さんは○○○と言っています」と
出所を明らかにしてくれたら、
読む側も情報を整理できて、ピンときた言葉があれば、
その言葉を生んだ人の、本などを読み、
本質を知ることができると思う